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生きていることの科学 生命・意識のマテリアル (講談社現代新書)
- 作者: 郡司ペギオ-幸夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: 新書
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友人に勧められて先週くらいから読んでみた。今までシンポジウムや、インターコミュニケーション等
で書いてた話をまとめた感じ。
で、初めてその狙いというか、焦点が少しずつ理解できてきた。
マテリアル(材質)という他者の抵抗とか質感みたいなものを、自己/理想/設計図との対抗する概念とするのではなくて、その可能/不可能の2項を媒介し、時にその二項を無効化する概念として話が進んでいく。
この本を読んだ人&&ヘリコプターバンドの演奏を見た人=がものすごく0人に近いのを承知で書くと、
ヘリコプターバンドの演奏を始める時に話す、羊羹を2等分にする話と似てる。
(羊羹を二等分する時に、なんとなくイメージで右と左をわける境界線を画定して切断する訳なんだけども、
切断した後、その境界線は右にあるのか、左にあるのという話。)
のは当たり前で、確か二等分の話はオートポイエーシスの河本先生の授業の時の話から引用してるから。
まだまだ自分の話はピントもボケてて、もちろん郡司ペギオの方がもっと突っ込んで書いててとても参考になる。
ヘリバンテクスト
http://48v.ath.cx/heli/1_1.pdf
http://48v.ath.cx/heli/1_2.pdf
youtubeにあげてみた